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曹洞宗
佛母山 金勝寺
金勝寺について
佛母山金勝寺は、出羽の国 「山形」の地に、遠く南北朝時代、時の天皇より夢窓国師の称号を授けられた高僧、疎石禅師により、暦応三年(1340年)三月二十九日開創されました。 はじめは臨済宗であり、室町時代の始め京都天竜寺で修業を積み、諸国を遊化した有名な無伝橙禅師も、この寺に住したことが記録に残っています。 天文二年(1533年)新庄市十日町太田の向陽山瑞雲院(新庄の旧藩主戸沢候の菩提寺)の五世で、名僧誉れ高い三光存辰大和尚により、曹洞宗となりました。 爾来歴代の住職の尽力により寺門は興隆し十一の末寺を開山され、はやくも四百五十二年の歳月が流れ、現在は第二十八世。 その間、室町時代初期の応永十七年(1410年)正月六日、山形二代の城主斯波右京大直家公が逝去するや当寺に葬られ法名を金勝寺殿月潭光公大居士と号し、菩提寺となりました。 その時、堂塔伽藍の建立、寺領、山林竹木等が寄進されましたが、その寺領百石は、後に徳川将軍家の御朱印状となり、金勝寺は御朱印寺としても有名になりました。
御詠歌
”ありがたや
仏の母の山なれば
峯ふく風もすずしかるらん
境内のご案内
山形市街地にほど近い山あい、国道を一本入った細い道を抜けた先に蓮が一面に広がり、視線を左奥へおくると朱色の山門。
春には、桜やスミレ、夏は、蓮の花が咲き、青々とした見事な苔庭、秋は、紅葉の色彩が美しく、冬は雪で覆われ神秘的な景色となります。
・「本堂」
朱総門、白壁の鐘楼門をぬけ、正面が本堂
(本堂・五百羅漢へのご参拝は右手玄関よりインターホンにてお声がけください)
鐘楼門左に観音堂、山側階段上
本堂奥の苔庭をへだてた土蔵造り二階建ての羅漢堂
本堂より離れた別院、車での移動が必要
尚、奥の院への参拝は、落石など危険なため立入り禁止
動物の慰霊塔
拝観について
拝観時間:午前9時~午後4時半
※御用の際には、鐘楼門右手にあります
玄関(インターホン)よりお声がけください
御朱印について
御朱印受付時間:午前9時~午後4時半
※事前にご連絡頂けますとお渡しがスムーズです